悲しい現実。ペットと人間の関係を考えさせられた動物管理センター研修 - キャンバスニュース-大阪外語専門学校

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悲しい現実。ペットと人間の関係のあり方を考えさせられた「動物管理センター研修」。

10月16(水)配信

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cnews081916_02.jpg大阪市動物管理センターは、法律や条令に基づき狂犬病予防や犬・ねこの引き取り・譲渡会、子犬のふれあい事業、動物取扱業の規制などを行っている施設です。 研修は、まず獣医の先生の講義を聞き、センターの歴史、事業概要、施設内容などについて学びました。 休憩中には管理センターで飼育されている犬のトレーニングを見学することができました。 元気に走り回る犬の姿を見て、幾分雰囲気は和やかになりました。しかし、施設の見学が始まり、実際に施設を目の当たりにすると、講義を聞いていたとはいえ、改めてショックが大きかったようです。 最後にはそこで命を奪われてしまった数えきれないほどの動物達が眠っている慰霊碑に手を合わせ黙祷し、研修を締めくくりました。 決して楽しい研修ではありませんでしたが、実際に獣医師の方からお話を聞くことができ、非常に有意義な時間になりました。 学生からの感想です。(抜粋) 
 
cnews081916_01.jpg「最初の説明で動物管理センターはただ単に動物を処分するばかりの場所じゃないと知って少し安心しました。でも実際に施設や収容されている動物を見て複雑な気分になりました。動物園じゃないから、ある程度分かっていたけれど、それでも見ているのが辛かったです。 獣医さんが「殺したのは飼い主だ」と言っていたのがとても印象に残りました。直接、処分するのは獣医さんたちでも、無責任な飼い主がいなければ、もっとたくさんの命が救われると思います」 (ドルフィン・動物ケア専攻:Hさん)
 
「獣医さんの話を聞いて、処分したのは管理センターの人だけど、殺したのは動物を手放した飼い主なんだと改めて思いました。 もし、飼い主が死ぬまで、その動物を飼育したならば、処分されないだろうし、本当に大切だと思うなら、たとえ行方不明になっても探すと思う。 動物を飼う前に、もっとその動物に対する知識を増やしたり最期まで飼えるかを考えてから決めることが、動物と共存できる幸せな方法だと思います。 今回の実習で幸せなペットの裏側で悲しい現実もあることを改めて知り、学びました。」 (ドルフィン・動物ケア専攻 Uさん)
 
cnews081916_04.jpg「私は檻に入れられている犬を見て泣いてしまいました。 なぜ涙が出たかは分かりません。でもすごく悲しくなりました。 犬たちに対して可哀相だと思ったらダメだと思います。 人間の勝手さ、元の飼い主に対して可哀相だと思いました。一番ショックだったのは職員の方の言葉。「この処分機は毎日動いている。」 聞きたくなかった言葉。 本気で耳をふさぎたかった。 でも言葉はすべて真実。 だから、苦しくても哀しくても惨くても私たちには聞く義務がある。知らないといけない真実があると思った。 」(ドルフィン・動物ケア専攻 Mさん)
 
「特に印象に残ったのは、職員の人たちが嫌々ではなく率先して動物の処分を減らそうと熱意を持って取り組んでいることです  少しでも今の状況をいい方向へ変えていけるように努めている職員の人に尊敬の念を抱きました。 獣医としての誇りが話を聞いていても伝わってきて、こういう仕事に関わるのも決して悪いことばかりではないと思いました。 自分たちの仕事に誇りを持ち、自分たちがやらないといけないと信じて行動する職員の人たちの姿に本当に感動しました。 私も動物の問題にしっかりと向き合って目を背けずに今後の対処の仕方について考えられるような研究者になりたいと思いました。 (アニマルサイエンス専攻 Tさん)