キャンパスニュース




6月には日本でロンドンオリンピック最終予選が行われ、バレーボール人気がますます高まりを見せていますね。最終予選で苦しみつつもロンドン切符を手に入れた日本代表女子チームは、休む間もなく「FIVB女子バレーボールワールドグランプリ」(以下WGP)で更なる熱戦を繰り広げています。WGPは今年20回目の記念すべき大会で、なんと参加16チーム中9チームがオリンピック出場権を得ています。正にオリンピック前哨戦の名に相応しい今大会の予選ラウンド第3週Iグループは、6月22日~24日に日本を含む4カ国(韓国、ドイツ、トルコ)を迎えて行われました。4か国中3カ国はオリンピック出場国とあり、木村沙織選手、キム・ヨンギョン選手らスター選手や世界の強豪の試合をひと目見ようと、会場の大阪市中央体育館には連日たくさんの観客も詰めかけました。


初夏の大阪の暑さに負けない熱戦を陰ながらサポートしたのが、OCFL英語通訳・翻訳科の学生4名です!実はOCFLの学生は、例年大阪で行われるバレーボール国際大会の英語アナウンスを、ずっと任せていただいているのです。今回の4名は学内で行われたオーディションを勝ち抜き、「コート・アナウンサー」と呼ばれる試合中の英語場内アナウンスの大役に就きました。コート・アナウンサーは副審のすぐ後ろの席に座り、試合前の選手入場、国歌斉唱、試合中の選手交代やタイムアウト、試合終了などのアナウンスをすべて英語で行います。試合の盛り上げ役のコートDJさんの軽妙なトークとも息を合わせ、冷静に試合状況を見つめ的確な判断をしながら、タイミング良く且つトチらないようにアナウンスを入れなければなりません。4人は見事にその大役を果たしてくれ、非常にスムースに試合が進みました。

運営を担当する国際バレーボール連盟様や大阪府バレーボール協会様からも、「毎回大阪外語専門学校の学生さん達は素晴らしい!英語がよくできるだけでなく、事前研修で出た問題点や課題を、翌日の試合本番ではきちんとクリアしてアナウンスしてくれています。今後もぜひ国際大会があるときはOCFLの学生にコート・アナウンサーをお願いしますね」との暖かいお言葉をいただきました。研修ではうまく行かずに悔しい思いをした4人も、本番では見事に実力を発揮できたようです。この大会はBSと地上波で全国中継されたので、OCFL生のアナウンスを耳にされた方もいるのでは?

参加した4名のコメントです。

英語通訳・翻訳科1年生 N..T.さん
「読み上げる英文は長くなく、難しい単語もほとんどありませんでしたが、会場の雰囲気、自分の声がマイクで響くことで緊張してしまい、リハーサルではうまく読めないことが多かったです。私はバレーボールのルールをあまり知らなかった為、アナウンスのタイミングがつかめず、遅れてしまったりまったく言えなかったりしました。式典担当の方やテレビ局の方にアドバイスをいただき、回数を重ねるごとにタイミングがつかめるようになってきました。私の課題は間違えることが不安で思い切ってアナウンスができなかったり、声が小さくなってはっきり言えないことでしたが、『アナウンスは海外の選手やお客様に試合状況をきちんと伝えることが大事なので、失敗を怖がらずはっきり話した方がいい』と教わり、それからはみなさんに伝えようと大きな声を出すように気をつけました。リハーサルで悔しい思いをしたので、帰宅してから練習を重ね、本番当日はそれまでの反省を踏まえてアナウンスしました。おかげで当日は大きな失敗なくアナウンスできました。今回のインターンシップで学んだことは、その時の状況に応じてすぐに対応を考えて実行するということです。また、今回一緒にインターンシップに行った3人からも学ぶことが多かったです。事前研修も含めて4日間と短期間でしたが、内容はとても濃く、学校で学べない貴重なものばかりを学ぶことができました。今回学んだことを日常生活に活かし、機会があれば、来年は今年よりも良い仕事ができればと思います」

英語通訳・翻訳科1年 K.S.くん
「この3日間で、とても貴重な体験が出来ました。私は初日の第1試合のアシスタントを担当することになったので、パートナーがどんな風にすればアナウンスに集中できるかを考えました。事前研修で、交代時のアナウンスが最大の課題だと分かりました。そこで、自分なりの対策として、ひとりでも多くの選手の背番号と名前を覚えるよう努めました。そうすれば、選手交代のときにすぐに選手名簿を指差せるからです。自分がアナウンスやアシスタントを担当しないときも、後ろから観察して先輩たちのスキルを少しでも自分のものにしようと目を光らせました。私がアナウンスを担当したのは3日目のトルコ対ドイツ戦でした。日曜日だったので一番観客も多く、会場の雰囲気に呑まれないように心がけ、自分はプロだと思い込むようにしました。いざ始まってみると、試合中は思っていた以上に緊張し、変な間ができたりスラスラとできず噛んでしまったりして少し落ち込みました。その代わり、アシスタントとしてのサポートは万全を期しました。私はパイロットのライセンスを持っているので、それで培った経験を活かせたと思います。試合が終り、DJさんやディレクターさん、国際バレーボール連盟の役員さんたちからお褒めの言葉をいただいて、本当にベストを尽くしてよかったと思いました」

英語通訳・翻訳科2年  Y.L..くん
「昨年学内スピーチコンテストに参加して自信を持ちましたので、人前でアナウンスをするのはあまり緊張しないと思っていました。しかし、いざ体育館に入り、実際のコートの脇に立ち、数千もの座席を見たら心配と不安を感じました。幸運にも、同級生のNさんが昨年もコート・アナウンスを経験していたので、彼女から緊急時の対応方法などを教えてもらいました。本番では少し緊張してしまいましたが、試合によく集中してアナウンスできました。ただ、選手交代のときに一度だけ、選手の背番号を読み間違ってしまいました。試合後、みなさんからたくさん誉めていただきましたが、心の中ではこのミスを大変申し訳なく思いました。私は中国からの留学生ですが、このインターンシップを通じて日本の社会を更に理解できたと思います。みなさん本当に真面目で、どのようにすればスムースに運営できるかを常に考えながら行動していました。全員がこのような態度だったので、観客のみなさんに素晴らしい試合を提供できるのだと思いました。私にとってこれは本当に貴重な機会でした。私を支えてくれたみなさんに『ありがとうございました』と言いたいです。みなさんの支えがなければ、これほど忘れがたい経験を得られなかったと思います。本当にありがとうございました」

英語通訳・翻訳科2年 M.N.さん

「昨年のワールドカップ大阪大会に引き続き、今年は経験者としてのインターンシップ参加でした。今回、私はテレビ局の方から日本戦の全試合のアナウンスを任されました。会場のお客さまが多くなり、テレビ中継もあるので、最初は緊張しましたが、私が喋り終えると君が代が流れたり、テレビで見たことがある有名選手がコート入りするので感動と興奮を覚えました。二日目にアナウンスのタイミングを間違えるミスをしましたが、そのときに、ほかの何かを頼りにするのではなく、自分で状況をしっかり把握して行動しなければならないと思いました。このインターンシップで学んだことは、少しの気の緩みが大きな問題に繋がるということです。コートアナウンスを間違えても、審判の行動への反応が遅れても、後々責任が取れなくなるので、細心の注意を払うように言われました。そして、お客さまは学生がアナウンスをしているのだと思っていないので、全力で取り組むように言われたのが心に残りました。プロではないし、学生だし、と思ってしまいがちですが、お客さまはお金を払って見に来ているので、不快感を与えるようなアナウンスをしないように心がけました。2年連続でこのインターンシップに参加できて、日頃できないような素敵な経験ができて、本当によかったです」


これを読まれたみなさんも、OCFLで国際大会のアナウンスできるチャンスがめぐってくるかも知れませんね!


LinkIcon次の記事 前の記事LinkIcon


【Yahoo:関連キーワード自動抽出】
大阪外語専門学校,キャンパスニュース,OCFL,チャンネル,インターンシップ,コート・アナウンサー,OCFL,コート・アナウンス,アシスタント,国際バレーボール連盟,翻訳科,試合中,学生,ディレクター