OCFL善意通訳者結団式を実施しました。 - キャンバスニュース-大阪外語専門学校

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OCFL善意通訳者結団式を実施しました。

6月23日(月)配信

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cnews080623_02.jpg6月20日、OCFLでは善意通訳者の結団式を実施しました。善意通訳者とは、JNTO(独立行政法人 国際観光振興機構)が主催する善意通訳運動への登録者をいいます。18歳以上で、外国語で道案内や状況に応じた簡単な情報提供のできる人であれば登録できます。OCFLでは、ある程度の英語力のある学生有志を今年度から団体登録することにしました。登録者には善意通訳者を示すバッジが送られるので、これを身につけ、善意通訳者であることを告げて、困っている外国人を手助けすることが可能になります。大阪城などでボランティアガイドとして、語学力の武者修行をすることも可能です。(報酬をとると通訳案内士法違反になるため、無報酬が条件です。)
 
結団式では、1年生を中心に23名のボランティアが集合。校長先生からは、かつてボランティア通訳に助けられた体験談が紹介されました。
 
cnews080623_01.jpg校長先生のお話
「若かりし頃、東南アジアや南インドで現地の路線バスに乗って、運転手が英語を話せず、停留所も現地文字のみで表示されており、とても困ったことが何度かありました。そんな時、英語を話せる学生の乗客が見かねて声をかけてくれ、親切に降りる場所を教えてくれました。人に親切を施して気持ちがよいのは万国共通。英語を話せるからこそ、外国人を助けてあげられる。英語を勉強してよかったと自分を誇らしく思う瞬間でしょう。皆さんもこの登録を機に、日本語を話せない外国人をいつでも手助けしてあげられるよう、実践的な英語力をいっそう磨くよう努力してください。」
 
OCFLでは、昨年度、世界陸上大阪大会に多くのボランティアを派遣しました。外国人選手やその家族のお世話をした学生もいて、外国語で人のお役にたてる喜びを味わいました。街中でもそのような機会は多くあります。でも声をかける勇気をなかなか出せない。そのような時、ボランティア通訳の登録者バッジがきっと後押ししてくれることでしょう。登録した学生たちの健闘を期待しています。